仮面福祉会

できることを切り売りしています

白い息を吐きながら歯を磨く

朝起きたら雨が降っている。
私が見ている天気予報によると今日は曇り晴れとのことであったので、夜洗濯をして外に出していたのだが、朝見たら雨雪のマークに変わっていた。しずしずと取り込んだものの、朝ごはんを食べ終わる頃にはほとんど雨が止んでいた。再び予報を見ると曇り晴れのマークに変わっている。それはもう、予報じゃなくて実況なんじゃないかな・・・。

引き続き暗い気持ちでおばあさんと買い物。衣料品を買うのに私はLLがちょうど良いのだと決め切っているおばあさんの豪快さに感心する。アウターなど大きくても着られるものならまだしも、ブラトップのような肌着を試着もせずにLLで複数枚買うなど、私にはとてもできない。その半分ぐらいのこだわらなさでもあれば、もうちょっと気楽に生活ができそうなものを。

そのあとは高齢者住宅でお習字の日。久しぶりに新しい人が参加してくれて大変ありがたい。高齢者住宅と言っても住んでいる人たちに10歳以上の年の差があるようなところだ。書道をやっていると10代の頃の話になることが多いが、戦中に産まれた人と女学生だった人と満州にいた人が集まり、10年ばかりで経験した青春が全然違う。そんなみなさんを一緒くたにしては失礼だが、習字であれば同じ時間を過ごしてもらってもそんなにギャップがないので良かったなぁ。まだ若い、新しい人にとっても居心地の良い場所であることを願うばかりである。

壊れかけているのか変な音がしてうるさかった加湿器が急に大人しくなった。これぐらいのいいことに吸収されているのか。