仮面福祉会

できることを切り売りしています

故意に生み出す対立構造

ちょくちょく目を覚まして寝ては悪夢を見て起きることを繰り返す。諦めて起床し、炎天下の中買い物同行に出掛ける。今年は何だか日中に屋外活動をしなければならないがちの夏だ。焼ける。
買い物がいつもより1時間ぐらい余計にかかってしまい、あわあわと次の用事に向かい、慣れない電車に乗って目的地を通り過ぎたりしていた。知り合いに誘われるがままに知らない人たちがカラオケで好き放題する会にオーディエンス担当として参加することになっていたのだ。何年振りかに行ったカラオケであったが、冷房が壊れており酸欠で頭痛がする。なんの修行だろうか。
しかし、知らない人にたくさん会い、本当に世の中にはいろんな人がいるもんだなぁとしみじみ思って面白かった。同じ時代に同じ国で生活している同じ生物だということが不思議だ。

初対面の人には説明のしようがないので仕事は福祉職だと伝えるのだが、相手の、なんとも返し難そうな反応にいつも申し訳なくなる。
福祉職ってなんなんだろうな。この世界に足を踏み入れた人間になった時から、課される役割が急に重くなる。エンタメ界で人に夢を見させたり、金融業界でお金を回したりしているうちはそれぞれと客のうちで完結するやり取りが、福祉となると、今お前は関係ないだろうという人も、あれが足りないとかもっとここを助けろとか対応が悪いとか、総批評家と化すのはどういうことなんだろう。全ての人が幸せに生きられる社会にするために福祉業界を選択したのはそうだが、救えない人がいることを責められるのは理不尽だなと思うことがある。そんなこと重々承知してるし、限られた力の中でできるだけ多くの人を救う方法を一生懸命考えてできることをしようとしているのだ。しようとしてできないのは責められなくたって辛いんだから、ちょっとは普通に接してくれてもいいじゃないか。
まぁ、そうやって嫌だなぁということを耐えることで対価をもらっているとも言えるので、しょうがないか。嫌なら辞めればいいんだし。

うすうす気付いてたが、どうも汗をかくとじんましんが出るようで、地味にストレス。夏のストレス、つのる。