仮面福祉会

できることを切り売りしています

家族はいつもおもしろい

お盆なので親戚で集まる。
気を遣う相手も帰りの心配もないので、心置きなくいつもより多くのビールをいただく。最高である。

2年前の同じ集まりで会った数日後に祖父が亡くなったので、それ以降「偲ぶ会」という名目も乗っかっている。思い出すたびにほぼ完璧な晩年であったなと感心する。ほとんど未練が残っていなくて大変ありがたい。

祖母に最近の生活について聞く。自分なりに在宅介護サービスを吟味して選択し、ひとつひとつ納得しながら日常を送っているのがすごい。祖母は周りのことを全然気にしないマイペースな人だが、わりあいロジカルで無駄がないので話していて気持ちが良い。
意思表示もはっきしているところがわかりやすくて助かる。親世代の大人たちは、わがままで困ったもんだと捉えているきらいがあるが、自分の人生について周りを慮る必要はないだろう。
望むことを明示しないで気付いてもらえず内心に愚痴を溜めるぐらいなら、ちゃんと我儘を言う覚悟を持ちたい。

弟を久しぶりに見たらなんか腕が太い。こいつ、こんなんだったかしら。ラグビーをやっていたので筋肉質だとは思っていたが、なんでこんな未だにムキムキなんだ。おかしいだろう。腕だけムキムキなのもおかしいだろう。
そして通常仕様で太っている兄がパソコンをくれることになった。渡りに船とはまさにこのことではないか運が向いてきたぞなんて太っ腹なんだ大黒様だったのかしらありがとうありがとう。