仮面福祉会

できることを切り売りしています

応急対応はスリリング

朝から施設へ。職場体験予定の中学生をお迎えする。
担当の職員さんは少し年下の同世代とみえる。その人と中学生を挟んで、えらいねぇすごいねぇと典型的おばさんな発言をしそうになりぐっと堪える。このような褒められ方をしても反応に困るだけだとわかっているのだ。褒めるならば、何がすごいのかということをきちんと伝えねばならない。
職場体験は自分で見付けて応募してきているわけなのだが、学校で教わったことの学びを進めるために、自分で考えて選んで行動するということができるのがすごいと思う。
私なぞ、与えられた課題をこなすだけで思えば受け身な中学生時代であったことだ。今の教育は「考えさせる」ということをちゃんとやっているところはいいなぁと思う。そういう教育を受けたとして、自分の未来が変わっていたかどうかはわからないが。

施設は新しく、若い職員さんたちがコミュニケーションをとりながら日々考えてやっている感じ。少し、被災地に派遣で行ったときに似た感じがした。長く続けるためにはマニュアルを作ったりルーティーン化することが必要だけど、毎日考えてやってみて話し合ってまた考えて得られるグルーヴは面白かろうなと思う。余白という意味の遊びのある仕事はいいな。

さて、七之助がお岩さんをやるのをどうしても見たくて9月に南座に行くことにした。以前は夜行バスで往復していたが、ちょっと大人になったので新幹線に乗るし一泊する。うおお。せっかく泊まるんだから、飲みに行ったりどこか面白そうなところに行きたい。あ、坊さんの話を聴きに行こう。