仮面福祉会

できることを切り売りしています

数字に触れずにいられない

午前中、担当がみちみちに集まって事例検討会。たまたま自身のグループが担当で、しかし来て半月の自分には事例も何もなく、従ってペアの職員が発表するのをフォローする。

この間の打ち合わせもそうだったが、ホワイトボードに見切り発車でせっせと書き進めるから、気付けばエリアが足りなくなる。それをどうにか収めようとしているだけなのだが、わかりやすいと好評をいただきまんまといい気になった。みなさんさすがに褒め力が高い。

 

午後は面談。事前に聞いていた情報から描いていた人物から、良い方にギャップがあり胸をなでおろす。「細身」と聞いていたが、話すなかで「仕事を始めて90キロあった体重が80キロ台になった」という情報が出てくる。想像していたより体が大きかった、とペアに伝えると、主観は本当に個人差がありますね!という実感に至り、気を付けましょうと言い合った。しかし、現実80キロある人を細身と捉えるものさしは、個人差にしたってちょっと大味すぎないか。

 

それから、由あって介護予防体操に参加する。結構ちゃんと筋トレで、きつい。参加者のみなさんがベテランのしぐさでこなしていくのがすごい。私は特に、足を前に真っ直ぐ上げるのが全然、全然できない。

プログラムの後は少し歓談の時間。高齢者しぐさとしてある、自分の年齢をあえて言うやつを承る(90歳のおばあさんにもらっても嬉しくないでしょうけど)。一方こちらは、自分の前任が定年退職だったのもあり、どこで挨拶をしても、若返ったと言われるしマスクをしているから20代ぐらいに思われる。同じテンションで「もうすぐ40歳なんですよー」とお伝えしたいが、微妙な空気になりそうな数字で、わざわざ言うのも憚られる。

 

間借りしている施設が17時できっちり閉まるから、追い出されるように定時で終える。方向が同じ人々と駅まで道連れになり、いつもと違うルートを通ったらオーケーがあった。嬉しくてつい、Everyday low price.と言ったら、一緒にいた人々に笑われた。