仮面福祉会

できることを切り売りしています

大きくてぶ厚い手

起きて掃除。

最近父から譲り受けた(押し付けられた)スティッククリーナーを使っている。持っているサイクロンがすぐに詰まって吸わなくなるし、ダストボックスの手入れがストレスだったから。わりかしいい感じだが、パイプが短くて隙間にもう一息届ききらない。

 

暑いと聞いて家を出たが、乾燥して日陰はひんやりとしている。サラダ屋で昼食にしていると、大学生になったばかりと思しき男女が、注文したものを前にあれこれ言い合い楽しそう。席を立つ時に目に入ったスマホに、制服姿の2人がうつるプリクラが貼ってあった。ファンタジー

 

せっせと歩いて秩父宮ラグビー場へ。

モウンガのインスタから察するにどうやら身内が亡くなったらしく、今季初めて、かの司令塔を欠く。負けるなら今日か、と覚悟して観戦に臨む。

前半はここ数試合で一番いい感じで、これなら行けるか、と期待したが、後半は攻め込まれる一方。最後には追い付かれ、ダメか、と思われたがギリギリ同点で踏みとどまった。ラッキーでしかない。

後ろの席に強め関西人神戸製鋼ファンの女性がおり、古参らしく懐かしいテンションだなーと多少嬉しかったが、それ以上にうるさい過ぎた。

渋々した心持ちで、それでもちゃっかりファミリーロードに参加する。誘導されるまま入ったレーンが、スーツ姿のリーチに当たる列で、たちまちに舞い上がった。握手をしてくれて、ひええ〜と浮かれたところで、次に立っていたチーム社長とも握手をした。大変申し訳ないが、上書き、と思ったことは否定できない。

それにしても、あんなにでかくてぶ厚い手を握ったの、初めてだよ〜運気が上がっちゃうよ〜。

 

帰宅して郵便受けを開けると、白の普通紙で謎の通知文が入っていた。要約すると、自分の部屋で民泊を始めるからよろしく、ということだった。どの部屋の人が知らないが、知らない個人が作った手紙は恐ろしい。

というか、契約違反なのでは?と訝しみ、管理会社に問い合わせメールを送った。