仮面福祉会

できることを切り売りしています

神田川という響き

ゴミをまとめて家を出る。

通勤で、都営バスの定期券代が出ることになった。ただ、売っているところが限られている。職場近くにはなく、週末に買おうと思ったら、駅の販売所は土日祝休みとある。バス定期を買うために、バスに乗れということか。

あちこち調べ、定期券内の駅から10分ぐらいで行けそうな営業所まで、ぼちぼち歩いていくことにする。

 

そこまでの道は神田川沿いで、桜が咲き、はからずも花見散歩になった。今週末は名所はどこもすごい人出だろうから、ちょうど良かったかもしれない。写真は撮ってもいつどこのものだったかすぐにわからなくなるから、撮らない。

 

バス定期をモバイルSuicaに付与できるというからやってもらったが、一見何も表示されないから本当に使えるのか不安だ。不安だが、渋谷に行くのにさっそく使ってみると、バス料金の表示に「定期券」と出たから大丈夫らしい。

人のわんさといるエリアを、バスで通り抜けて行くのは不思議だ。道は混み合い、ゆっくりゆっくり進む。停留所が意外な位置にあったりして、普通の感覚よりかなり広めに解釈されている。まあでも、赤坂見附と永田町よりマシか。

 

渋谷から歩いて目的地であるかき氷屋にたどり着き、目的のメニューが売り切れだといわれてすごすご退散した。でも、交通費が定期だから悔しくなくて助かる。またバスに乗って戻る。

 

代わりに和菓子屋でチーズケーキとコーヒーセットにする。隣りの席で、あんみつに黒蜜を忘れられ、店員さんの応対にモヤっているのを片耳に聞いていた。

そして会計をせんとすると、メニュー表記より300円と以上高い価格を示される。書いてあるのと違います、と伝えると、店員さんは一瞬戸惑いを見せたが、これが正しいのでと押し切ろうとする。いやいやいや、確認してくれないんですか?と押しかえすと、チーフみたいな人が見に来てくれた。結果的に、請求のほうが間違ってましたと謝られ、事なきを得る。

飲食店ではすべからく飲食店員らしい応対をしてくれるもの思い込みがちだが、臨機応変な対応って、そこそこ経験がないと身に付かないスキルだということを思い出した。

 

2週間に一度献血チャレンジをしているが、ヘモグロビン値が10代から抜け出せなくて何でだ。1月のあの瞬間ちょっと出血しただけなのに、納得がいかない。

 

移動に疲れた気がして昼寝に臨んだが、眠くはない。ただ日が暮れてきて、寒くなりエアコンをつけた。仕事のことを考えたかったが、全然考えがまとまらない。洗濯機を回して夜になる。