仮面福祉会

できることを切り売りしています

禅のような辛抱強さ

眼鏡屋ラッキーで手に入れた洗浄液を使ってせっせとコンタクトを洗う。そして目に入れた瞬間に曇る。何で。

1時間毎ぐらいでコンタクトを洗っているうちに、気が付いた。

レンズにがっつり傷が付いている。

お前のせいか!と閃いたのが、昨日。それで今日は昔使っていたレンズをつけたら曇らないのだから、エビデンスである。

幸い保証期間中だったので交換の手配をしてひと安心する。目とコンタクトの繊細さを身を以て思い知ったかたちである。

 

年度末で部長と面談。今年の評価は強気で付けましたと宣言したが、そうでもないよと言われだとしたらオール5で良いってことだぞ。すごいな。

いよいよ4月からの出向が事実可され、不安を吐露するとともに、それとは無関係にイライラしてしようがないんだと伝える。部長は何かアドバイスをくれようとしていたが、ただ言いたかっただけなので彼女仕草のようだ。

 

午後から青梅にいくので早弁をする。いつもは使わないパーテーションの中に隠れ、昨日もらってきた食料の中からタンドリーチキンを食べた。見られていないとはいえ、職場で骨付き肉にかぶり付いているのが変すぎてそわそわする。うまい、うまいが。

 

青梅は遠かった。

長い電車の中で上司と、主に来年度への懸念について話す。

担当の30歳ぐらいの後輩について上司が、業務省力の発想が全然ないことに、最近ようやく気づいたという。どおりで残業が減らないわけだ。

私は面倒くさがりでせっかちで、寝ているとき以外は近道を探しあくせく生きているから、ありのままを受け入れ、地道に取り組む気が長さが眩しくすらある。人間的にはきっと彼のようなほうが良いし、好かれるだろう。

 

16時頃終わり、特段やることもないから直帰する。いや、直帰しないで途中駅で降りてかき氷を食べた。

昨日実家で、母と私はなぜコロナを回避できているのかという話をしていた。私なぞ仕事がら1度もステイホームしなかったし、マスクも早々に卒業したのに。それで思い当たったのが、人と食事をしないからではないか。

そうか。人とごはんを食べるのって楽しかったかしら。わからなくなるぐらいにはひとりメシに慣れきってしまった。

友だちがほしくもならないし、私の将来はどうなってゆくのだろう。

 

私の同僚はほとんど罹っていないんだけど。