仮面福祉会

できることを切り売りしています

噂に聞いていたとばっちり

うるう日。

システムトラブルのニュースがあり、4年ごとにやってくるイベントでも、未だにそういうことがあるのか。

 

月末の任務が増え始めやることがあり嬉しい。

昼はかき氷に行き、食わず嫌いにしていたイチゴのメニューにチャレンジした。好き嫌いというか、イチゴの味がなぜか感じ取れないから。しかしかき氷はうまかった。イチゴ可とすると、改めてかき氷の大海原に漕ぎ出してしまうからどうしよう。

 

夕方からの打ち合わせのため外出の準備をしていたら、本部から電話に出てくれと内線が飛び込んでくる。総務を慌てさせる電話は終業時間間際にかかってきがちだ。16時から17時は不穏の時間だからな。

初めからエンジン全開の人だったが、不思議と平気で話を聞く。自分はギリギリの生活で真面目に申告して金を払ってるのに、政治家は裏金で儲けたうえに課税もされない。そんな奴らの決めたルールに納得できない。と大体そういう話をしていて、ごもっともだなぁと思うし、我々にもとばっちりが来るのかと、ちょっと感動する。

電話がつながらなくなる時間になったら切らせてもらおうと間合いを図っていたが、その前に切られて思ったより早く終わった。

 

打ち合わせに遅れて合流し、あれこれ話してから、自ら誕生日を祝ってもらいに実家に帰る。

食卓にはちらし寿司とお吸い物とスペアリブとアヒージョが並び、組み合わせがカオスだが貴族の食卓である。一人暮らしになり明日以降の食事が自由だから、何も我慢せず好きなだけ食べられて嬉しい。

食卓を共するのはひと月以上ぶりだったが、ひと月前と話題が変わらず、主に母の近況を聞く。

 

変わった、というか案の定なのは、家が更に汚くなったことである。特に私が暮らしながら毎日気を揉んでいた水回りは、絶望的である。この人たちは本当に気にならないんだな。

もうちょっと掃除してもらえると帰りやすいんだが、と父にぼそぼそ伝えると、この間洗面所の鏡拭いたんだけどなぁ、と言った。

そういうことじゃない。