仮面福祉会

できることを切り売りしています

他人こそ先に知る内定

雨だと聞いて、ブーツを履いてゆく。

そして職場に着いて程なく裸足になる。

 

昼に、昨日炊いた米を食べてうまい。ほっかほかつやつや白米への喜びとは全く違う方向性で、わしわしと噛みしめ味わうのが良い。宮沢賢治ではないが、玄米のおむすびだけで生きていけないだろうか。あ、違うな賢治はちゃんと味噌汁と野菜も摂っていた…。

 

やることが少なく、マニュアル作りに勤しむ。作りながら段取りをシンプルにすべく、エクセルを仕込んだりSQLを保存したり、私は本当に事務職だったか。迷子である。

締め切りをとうに過ぎた原稿に音沙汰がない。私からは毎日メールと電話を差し上げているので、上司が一本メールを送ってくれることになった。曰く、上司は役職定年だし、私は外部出向で4月からおりませんので、と。まだ辞令が出ていないし明言もされていないが、出向なんだな、と改めて覚悟した。

 

籠釣瓶の一幕見チケットに挑んだ。

昨日はうっかりして5分後ぐらいに見たらもう、売り切れていて舐めてたようと拳を握りしめたのだ。

12時ぴったりに挑んで無事取れたが、結構ギリギリの感じですごい。でも、その価値があるよわかるよ。

この間は一階席で花道の八ツ橋がよく見え最高だったが、舞台の真ん中辺りにちょうど前の人の頭が被り、肝心の型が隠されていたのだった(歌舞伎座は構造上そういうことが多い)。

しかし本当に寝ても覚めても眠いので、明日に備えて23時に寝た。