仮面福祉会

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ベリーから苺がこぼれ落ちる

インスタに流れてくる、オセアニア勢ラガーメンのクリパの様子をニヤニヤしながら見る。でかい人たちが料理をしている様子が、どうしてもかわいい。

自身のクリスマスはコロナ以来意識することなく、気楽に迎えてただいつも通り眠い。

 

職場も通常営業だが、昼をずらして取る日なので、かき氷屋で最後のクリスマス氷を食べる。ピスタチオと抱き合わせられがちのベリーを、苦手なのでと頼んでカボチャにしてもらって最高だ。しかしトップの苺はちゃんと乗っていた。ベリーから苺がこぼれ落ちている。

 

上司の娘さんが昨日バイト先から、多量のチキンレッグとクリスマス料理を持ち帰ったという。それらは今日、大学の飢えた若者たちにふるまわれているとのことで、何それクリスマスキャロルかよ。

 

帰宅すると誰もおらず、しかし人がいた気配はする。カレンダーを見ると、火の用心と言って回る日だ。しばらくすると両親ふたりで帰ってきて、まさか父親も参加しているとは思わず意外だ。一緒に回った近所の人々の話をあれこれしていて、面白かったようで良かった。ご近所付き合いができる地域が結局盤石である。と、仕事柄思っているが、地域デビューできる機会はそう訪れるものではないから。

 

実家でもたらされるクリスマスメニューを、若干の寂しさを伴いながら、今年もありがたく享受した。

メリー。