仮面福祉会

できることを切り売りしています

記憶が哀しい

久しぶりに途中で起きずに朝になった。気温がこれ以上上がらないでほしい。

 

仕事で説明会を開催する日なので、スーツ上下を着て家を出た。何年も前に、夏のセールで買った麻のスーツだが、多分2、3度しか着ていない。タイミングがないのはそうだが、1度着るとシワシワになるので避けがちというのもある。こういう本末転倒、あるよな。

 

会場の会議室は、コロナが始まった頃、大量の事務仕事を捌くのに臨時作業所になっていたところだった。そこに机が並ぶのを見て、週5日制で働いていた当時のジリジリした日々を思い出し、心臓がギュッとなった。あんなこと2度とやりたくないのと、あれがもう3年前だという現実に呆然とし泣きそうになる。なにか、それなりに、失ったのかもしれない。

しかしまだその仕事をやっている。

 

大学生の時から何年も使っていたブログがよそに残っていて、当時を調べるために時々見返すことがある。概ね読むに耐えないし、過去の自分の自分とは思えなさが怖いのだが、無き物にもしにくいのは一抹の寂しさによる。

 

帰宅してスーツを脱いでハンガーにかけて霧吹きをした。手入れとしては多分正しくない。