仮面福祉会

できることを切り売りしています

薬に頼ってまですることか

事務所に着くと、6月に入った他担当の新人さんが一番乗りしている。入社したての緊張感が漂っていて、自分を省みてしまってザワザワする。早く馴染んで遅く来るようになってほしい。

 

ちゃくちゃくと仕事。昼当番ののち、かき氷を食べに行く。店頭で待つ人がいて、入れるだろうかと不安になる。予約したのに。どうやら夏らしいお客さんが増えて、回転のしかたが変わりつつある様子。いよいよトップシーズンがくる。

 

久しぶりにコンタクトで出勤したせいか、じんわり頭が痛くなりイブを飲む。薬に頼ってまで着けるコンタクトの意義とは、と自分に疑問だが、メガネが重くて疲れるのも事実で日々地味に困る。ところでイブを飲むと、何の暗示かわからないが、普通よりも元気になる。かといって意味もなく飲んだら多分まずいんだよな。理由はないけど、だめそう。

 

移動して打ち合わせをして帰り、繁華街の駅に向かう途中で、親戚とすれ違った。度々あったことがあるが、血縁としてはわりかし遠くて親しくもない人を、ちゃんと判別できたのが嬉しい。

 

一方母は、祖父の弟の葬式に出ていた。写真を見せてもらうと、祖父に似ているっぽい人が何人か写っていて、ちょっと、怖い。祖父は自分が3歳の時に亡くなり、記憶はあるが「いない人」として認識が長い。それで何か、亡霊みたいな感覚を抱いてしまうのかなと思う。生きてる人に対して申し訳ないな。