仮面福祉会

できることを切り売りしています

そういられる根拠を探る

泥みたいなテンションで迎える朝。食欲だけはいつも旺盛だ。

雨で気温が上がらないというので長袖で出かけるも、蒸して体感全然暑い。湿気の威力について、日本に生まれ育ったものとしては正しく測れて良さそうなものを。

 

いい加減引っ越す決意をしなければとシミュレーションしているが、食事のことを考えると思考が止まる。目下、母が勝手に食事を決めてくれるのに大分甘えているので、一人になったらまじで豆腐とキャベツだけで生きていきそうだ。作ることはもちろんだが、何を食べるか考えるのがまず面倒くさい。

もちろん、住むエリアを決めるのも、契約も引越も何もかもが面倒くさすぎる。

 

毎月困難を極めていた締め作業があっさり終わって戸惑う。過ちを犯さないよう努力したのは確かだが、にわかには信じがたい。

おかげさまで次の作業に移れるのでせっせと準備をし、積まれた書類が低くなっていく。

 

そして今日は何しろ、先週終われなかったクレーム対応に再チャレンジせねばならない。

うまく行かないことは重なるもので、初めから躓きがあり逆に笑う。全面的に、私自身には非がないので割りきる。

話を聞き、出方を伺い、相手の考える常識を読み取ってそれに合わせていく。結果、2時間近く話すことになったが、決裂しなかったので良しとしたい。

 

帰宅すると、帰ってきたばかりだという母がばたばたしていた。7時近くまで着付の研修を受けていたと言い、もうそれは大分仕事じゃないか。ご苦労様である。

こういうとき、父が完全に家事をやらない人間なことに、今更気付いてちょっと驚く。家に住み着く妖精か何かなんだろうか。