仮面福祉会

できることを切り売りしています

浮世絵の人になる

目が覚めると10時近かった。昨日お酒を飲んだせいだろう。動くのが億劫で永遠に寝ていたいが、気持ちを強くして出かける。

といって行き先はかき氷屋なのでただの甘やかしである。迷った末に選んだメニューが、過剰に味でうまくて幸せ。

 

半ばスキップをしながら、近くの神社に向かうと、人が集まる波に加わることになり、遠巻きにでも人があふれかえっていている。梅まつりをやっていた。

中に入るとそこここに屋台が並び、その間を人が行き交っている。大道芸人が梅を背負い人形の真似をしていてものすごく夢っぽい。セットで撮影する時代劇に紛れ込んだみたいだ。

あわあわしながら、目当ての干支おみくじを探した。

そういえば昨日の飲み会で急に、幼稚園の出し物のことを思い出した。自分で作った動物のお面をつけて、順番に鳴き真似をしていく、という謎の一発芸だったのだが、ウサギを作ろうとした子に先生が、ウサギはぴょんとは鳴きません、と却下したのだった。同じように、ピンクのウサギはいません、と言われたことがあったような気がする。そうなんだよな、なんでピンクなんだろうかと、長年謎に思いながら放置している。おみくじは、白いほうを選んで買った。

そういえばこの間井の頭動物園で見たウサギ、すごくかわいくなかったな。

 

ぼちぼち歩き、職場へ行き久しぶりに半分仕事の調査をやる。年度を越える前に表沙汰にしたいが、恐ろしい気がして積極的に進められない。実際わりと一区切りのところまできたので、新たなるステージに向かうときがきていそう。

 

今度久しぶりに雪山に行くので買ったスキーグローブが、なんか小さくてしょんぼりする。自分の手が平均より大きいのか普通なのか、考えたことなかったからな…。