仮面福祉会

できることを切り売りしています

いきなりノスタルジー

父が泊まりがけでゴルフに行くのに、ゴルフバッグを送ることを母に頼んでいた。加えて旅先で世話になる家へのお土産も頼んでいた。そうか、自分でやらないんだ。

細々とした日常の事務のやりようを、もしかしたら、父は知らないのかもしれない。やってくれる人がいて当たり前の環境に長くいると、あり得る話だ。良いご身分だと捉えるよりもむしろ、不自由そうだと感じる。

 

おばあさんのところへ行くが、もう全然色々無理そうでしんどい。当人の意志を尊重したいのは理想だが、ステークホルダー的には勘弁してくれということがある。他人だが、今の私は後者に近い。

任務をこなし逃げるように家を後にし普段は飲まないような清涼飲料水を買って飲んだ。

 

浅草でかき氷を食べて好きなやつで最高。

それから今期3度目の平成中村座へ。

先月見た新作をもう一度見て、前回ほど忙しないうるさい感じがしなくて良かった。役者が慣れたせいかもしくは、ちょっと削ぎ落とされたかな。わかるほどは覚えていない。子どもたちが活かされ、楽しいしうまくできていると思う。難に感じるとすれば、若者たちが頑張っていて、別に頑張っているのが見たいわけではないのでつまりもっとうまくやってほしい。前の男の人の頭がちょうど舞台の真ん中に被るかたちで、見たいところが見えなくてとてもストレスであったがそれは運だし総じていえば楽しかった。

 

家族で落ち合い珍しく外食をし、父の運転で帰る。車ではユーミンが流れ、休日、という感じがした。