仮面福祉会

できることを切り売りしています

だんだんに狭まる

衣服というのは大きくは下着とそうでないものに分けられる。実家に戻って以来、そうでないものを自分だけ別に洗うようになった。洗濯機が、限界まで脱水する設定にされたうえに、搾られた状態で何時間も放置されるのが日常だから。しわっしわの衣類にせっせとアイロンを当てる母を見ていると、なんでやねん、と思わずにはいられないが、言いはしない。何せ相手は超ベテランの主婦だ。母の、細かいことに頓着せず、その結果を面倒くさがらないところが鷹揚ですごいなと思う。

 

かき氷を食べに行くと、家族だったり、さまざまな組み合わせで店に来ている人がいるのがわかる。それを見て、煩わしそうだな、と思っている。いつぞの何かのプロフィールに、人といるのが好きだ、と書いた記憶があるが、最近の自分は果たしてそうだろうか。ひとりは寂しいが、煩わしさと引き換えて寂しみに身を沈めても別に平気という感じがする。多分一時の気の迷い。

 

ラグビーの生中継が夜中にあるというのでとりあえず見始める。知っていたが、NHKの中継の始まりかたが全部高校野球なので、写し出されるのがイギリスなのが冗談みたいだ。

がんばれがんばれと応援したが、あまりにも良いところがないので、後半10分で見限って寝た。

フランカーとNo.8のラインが好き過ぎることだけを改めて噛みしめた。