仮面福祉会

できることを切り売りしています

山田太郎みたいなもの

謎に暑くて夜、何度か起きる。

 

母が珍しく早々に出掛けた。

弓の試験の手伝いに行かねばならず、それが7時半集合だとかでなかなか鬼な。

そのドレスコードが上下黒スーツに白シャツと言われ、ほとほと困っていたのが数日前のことである。黒スーツや白シャツ。就活の時に押し並べてそのような格好をしたことがあった気もするが、社会に出てからはむしろ遠ざかった。すごくシンプルで基礎みたいなものなのに、もはや衣装としてしか存在しないのが面白いな。

母は西友で白シャツを買い、形はテーラードだがウールのアウターで乗り切ろうとしていた。概念だ。

 

今日もわんわん電話が鳴り、うんざりするが活気だけはある。気付いたら昼になっており、今日はかき氷を食べるんだと決めていたのに間に合わず、あんぱんを買いに走った。高校生のようだ。

 

帰宅し、母に弓の任務の結果を聞く。

1日お手当てを数千円頂戴し、7時半から17時過ぎまで、20分の昼休憩で終日外にいたのだという。とんだブラックバイトだな。バイトではなく、ボランティアというか、お勉強の一貫で、という言い訳があるのがわかるので追求しないが、よく耐えられるなと純粋に。感心する。体力的にやれる気がしない。

 

今週出張が3回もあるのに、スーツが一組しかないので悩んでいる。社会人なのに。