仮面福祉会

できることを切り売りしています

小さな感動はある

電車がとても混んでいる。前に立っている人のLINEが目に入り、連休明けの電車えぐい、と誰かに伝えていた。人の体臭が気になり、窓から吹き込む風の流れをイメージする。

子規先生の本を読んで淡々とした気持ちになる。子どもが猫をいじめる様子がひどくて時代を感じる。飯を待つ間、とあるが、見返りを求めない周りの人々から、介護を受けられなければ即ち死ぬ、というベースに冷たさを感じる。しかし子規先生はそれでも堂々としているようだ。これも時代のせいかもしれないが、誰かに依存できるからこそ自立できるとも言える。私は自分で何もかもできないのは恐ろしい。二項対立である。

 

仕事はゆるゆるとやる。地を這うような音が聞こえて何ごとかと怖がったが、ただでさえ声の低い後輩が喉を傷めているらしい。まじで地鳴りか何かしらの低周波としてしか認識できない瞬間があってすごい。

由あって、反社関係者だと言われている人と話さねばならず、カラオケ行こ、を思い出した。早く新刊出ないかな。何度も怪文書を送ってきた人から2通封筒が届き、それぞれに切手1枚だけ入っていて怖い。仕事がない金がないと言っている人が地方から青山に移り住んでくる。委託業者はえんえんとシュレッダーを動かしている。

誰も彼も意味がわからないがすぎる。

 

帰りの電車もとても混んでいる。