仮面福祉会

できることを切り売りしています

山手の内側なら大抵歩ける

水の割合の高い雪が積もったり積もらなかったりしている。これなら今日中に溶けてしまうだろうが、念のためゴム長を履いて出かける。ゴム長といってもムーンスターのオシャレなやつだから大丈夫。大丈夫だが、断熱性に乏しく足先の感覚がない。

 

朝から何しにどこへかと言えば、紫芋のかき氷を食べにだ。が、開店時間直後で既に10人ぐらい並んでいた。まぁ予想の範囲内じゃと雪国を読んで待ち、順番になったと思ったら目的の品が売切になっていた。まだ、開店から、1時間も、経ってないのに?

もうこの店には来ないと決めた。

交通費!と悔しがり、30分ばかり歩いて他の店に向かった。

 

途中で平野歩夢が金メダルをとるのをNHKプラスで見て喜ぶ。15歳でメダルを取ったときに、至上最年少として歴史に名前を残せて嬉しいというようなことを言っていて、なんてピュアでかわいいんだろうと思った記憶がある。それからずっと前線で成績を残し続けているが、全然変わらずピュアなままに見えるのがとてもすごい。地に足が着いていて安心して見ていられて好きだ。できたらずっとそのままでいてほしい。

 

かき氷を食べ、更に次の駅次の駅と歩いた結果、2万歩を超えた。暇か。暇だ。

 

白鵬の引退記念本みたいのが、羽生結弦のムックに四方を取り囲まれる形で置かれていたので、周りをえいえいと押し退けて買った。オリンピック関連の本の表紙が悉く羽生で食傷である。商業のやつらなんなんバカのひとつ覚えみたいにとイラつくが、思えば掌を返すこともなく終始一貫しておりある意味誠実と言えるかもしれない。1度メジャーな人々と交流を持ってみたいものである。