仮面福祉会

できることを切り売りしています

悪気はないからといって良くはない

朝は食べ過ぎてしまうし、時間がないのでめちゃめちゃ早食いである。何を生き急いでいるのか私は。

イライラするし集中できないし眠いし体重が増える。はたと周期の関係ではと思い至り納得し諦めた。明日休もうと決めて仕事は楽なやつだけ片付ける。

 

関係機関の人が3人連れ立って事務所に現れた。1人は数年前に被災地手伝いで数日を共にし苦々しくも悪くはない思い出と関係性を築いた仲間で、久しぶりとご挨拶をした。この間母になったと聞いていたこともあり、慈母のような雰囲気を見出だした。

来訪の理由は直接の我々の仕事についてではなかったが、界隈で一目置かれる職員さんが熱い思いをがっつりぶつけて帰って行かれた。

強い思いと力を持つ個人により、救われる人がたくさんいるし、社会が変わることがある。という現実について、どんな感想を抱いて良いかわからない。私にこんなバイタリティがあったら人生違うんだろうなとは思うが、凪である。ただ考えるのは、対立構造を作り出さないアプローチ方法はないもんだろうかということだ。

声を上げるとき、矛先は国だったり組織だったり、多かれ少なかれ権力のあるものになる。矛先、つまり攻撃をするに似たことになるが、相手を敵にしないとダメなんだろうか。

ということを、日々電話で攻め立てられながら思っている。結局、誰もが思いがけず矛先を向けられる側になる、という事実が恐怖なのだ。せめてノーサイドであったら良いが、むしろ袈裟まで憎くなる方が多い。

 

石原氏の訃報ニュースを見る。ちょっと袈裟まで憎い人物なので、思い起こさせないでほしかった。身勝手極まる。