仮面福祉会

できることを切り売りしています

ものにあふれて幸せを感じない

お菓子があり余るほどあってそわそわしている。年末いただいたものに始まり、連休中、弟の結婚に絡みお土産が積み上がってしまった。そのうえに催事で好物のマフィンを買ってしまったし、中華街で買った月餅もある。
ものがあると消費しなければという焦りが生じるの、いったい何から発しているのだろうな。

それで、朝ごはんとして日本酒が染み染みのシベリアみたいなのを食べている。重量感。

個人としては仲良しだが、同僚としてはイラを生む人が、私が彼女にだけ厳しいことをネタにして新人さんと話している。態度が違ってしまうのは確実に悪いことだから、反省して今年から意識的に優しく対応しているのに。積年の印象は一朝一夕では覆らないようだ。しかし、ネタとして笑ってるだけじゃなくて、何でそうなるのかちょっと考えてみてほしいものである。

母の知人で、地主でお金があり勧められるがままに着物や帯をほいほい買ってしまう人の話を聞く。そういう人がいるから贅沢品や伝統工芸は維持され経済が回るので、ありがたい存在だが、あんまり幸せそうな感じがしない。自分の基準でしか見られないから本人がどう感じているかわからないけど。
使いきれないほどのお金があったとして、何にどうやって使えば自分も周りもハッピーなのか考えるのはとても難しい。宇宙に行くぐらいしかなくなるわけである。