仮面福祉会

できることを切り売りしています

冬がきたよという詩のような朝

家を出ると、目の前の道がきらっきらに輝いている。

恋かしら。

恋でなくても、小学校の教科書で読むような冬の朝だ。

しかし大人なので、高鳴る胸はケガへの恐怖のせいであるという現実。全集中で駅まで向かう。雪国の人にバカにされるところまでが東京の降雪のお約束であるが、雪国ってこんな路面つるっつるになるんだろか。

 

なんとなく仕事がはかどらない。新年で改めた心は毎日頑張って継続しているが、もう辛い。馴染みの同僚が、声をかけてくるタイミングが悉く悪過ぎて天才なのかもしれない。相談されるのが苦痛なので、相談の原因足りうるものを片付けていたら返りが遅くなってしまった。なにをやっているんだろうか。

 

帰路、雪が残っているところがあり可視可された日陰を避けて歩く。スノーブーツ的なものを履いていたが、ほんまもんとは違うのか、全然滑るんだよな。

 

七草粥を食べた。粥を前にすると、昔麒麟の川島さんが、嫌いな食べ物にお粥をあげていたのを思い出す。理由は「そんなに弱ってないから」と書いてあったが、あれ、ボケだったのかな。