仮面福祉会

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親に対する甘えが過ぎる

箱根駅伝を横目に見ながらおせちを食べるベタな関東の正月続く。おせちは飽きるが雑煮は染みるし膾がうまい。生活リズムがぐだぐだになり、とにかく眠い。

 

ぼやぼやしていると、祖母の家に行くというので慌てて支度をした。もともと年末に単独で行こうとしていて、というのも父が永遠の反抗期で、一緒に行くと往路の車の運転から終始不機嫌なので、安らかな心持ちで会話をすることが儘ならないのである。90歳を越えたが記憶もしっかりして話もできるし、自立生活を送る努力をしていることでもう十二分に素晴らしいのに、やる気がないとか耳が聞こえないとか不毛なチャチャを後ろから入れてきて、この父は本当に嫌だ。

焼き菓子をお土産に渡すと、祖父のところちまず供えておいてくれと頼まれ嬉しい。去年か、成り行きでついでみたいに祖父の骨が祖母の実家の墓に納められてしまったのだが、相変わらずピアノの上が仏壇のようになっていて、それなりに愛情を感じるのが救い。

テレビでは大学ラグビーがやっており、熱い。前3の選手がみんな大体同じ顔をしていて愛しかった。

 

人と会う約束があり途中で車を降りる。まだ閉まっている店が多いし、入った店もメニューを減らして提供していた。年始からお疲れ様である。席の真後ろが勝手口になっていてずっと凍えており、暖をとろうと駅まで走った。しかし、気付かないふりをしているが今季もちゃんと霜焼けができている。

 

明日は午前中に出掛けねばならない。ずっと寒い記憶が強くて心配。