仮面福祉会

できることを切り売りしています

水の中から見上げているぐらいの距離感

古布を持って収集場所に行くと、アパートから出てきたおじさんと目が合ってしまい、何となく出せずに家に戻った。

 

電車が遅れており、本来一本前の設定の車両に乗る。いつもの白杖の人はどうしているだろうと見回すと、扉がしまった車内から、ホームで待っているのが見えた。時間で来たのに乗るんじゃないんだな。何で判断しているんだろうか。

 

日中ぼちぼち仕事をし、夕方から業者さんと会議。スーツ3人衆がパンパンの鞄を提げてやってきて、ネクタイも靴も抜かりなく、これぞビジネスマンという出で立ちに風情を感じる。ご苦労様なことである。

時間外に打ち合わせをしがちなシーズンがやってきつつある。これを期に体重を減らしたいが今のところちょっと遅い時間に帰ってメシは食べる生活だ。よりダメなやつ。

 

出汁を取ったカニの足をしがみながら大谷の会見を見る。よく考えられた自分の言葉で繰り出される、配慮にも満ちた応答にしみじみ感じ入った。地に足がついていて素晴らしいことだ。

やってることといったらボールを投げたりバットで飛ばしたり、生きていて全然やる必要のない行為なのに、高みを目指し注目され人を動かしお金を生み出しているの、人間の所業は面白い。