仮面福祉会

できることを切り売りしています

寂しさは腹立たしさに変換される

久しぶりにローラースキーの会に行く。めちゃめちゃに晴れていて暑い。雪上と違って止まりかたがわからないし、転ぶとコンクリで大惨事なので恐怖心が強い。それからわかりやすく体力がない。楽しかったが、終わる頃には頭が痛くなっていた。もうちょっと頻繁にできたら良いな。

和菓子屋のかき氷を食べに行く。かかっているのがソースやクリームではなく餡で、なるほど和菓子でありうまい。この間色々なかき氷を食べ、半固形のうまいものを、合法的にまとめて食べるために氷があると解釈するに至っている。

IMAXで007を見た。スクリーンがでかく、字幕のところにちょうど前の人の頭があって、罠。昨日見たスペクターでも思ったが、ボンドを殺せるチャンスがいくらでもあるのにちゃんと殺さないのが面白い。最後も、もう必要ないんじゃ…って思うけど、やらなきゃ終わんないよねという敵味方満場一致の勢いで無理矢理着地している。
丸で切り取られた視野にボンドが入ってくる画でニヤニヤし、役者はとにかくかっこ良く、お約束は守られ、舞台となる色んな国の景観が素晴らしく、贅沢で満足した。

いっぽうその頃、両親は退院した祖母宅に行っていた。父は昔から一貫して反抗期かという態度で祖母にのぞむ人で、今日も不毛にイライラしていてめんどう。しかし話を聞いてみるとどうやら、心配だが口を挟めない状況の、自分の中での落とし所を表現するためのイライラであるらしい。ややこしいことだ。私は、祖母に望みどおりの生活を送ってもらった結果、最悪死んでもしょうがないと思っている。どちらが薄情かと言えば、断然私である。