仮面福祉会

できることを切り売りしています

する必要のない評価

お盆のスキに、いつもはぎゅうぎゅうで避けている電車に乗った。

ガンにまつわる、あるお医者さんの考えに賛同する人々が集まる会に行く。主宰の人を紹介してほしいという要望を受けてのお付き合いだが、初めから終わりまでしっかり参加した。
前に出た時とプログラムが違い今回は講義形式で、参加者のみなさんに響いている言葉や考え方を知る。それからガンを経験した人が作った、歌や詩などを聞く。
こういうところにたどり着く力のある人は、受け取ったものを、ちゃんと生命力に還元できる人たちなんだろうと思う。そうではない、望むも望まないもなくただのなりゆきで家族もなく、一人で病気になって死ぬ人もたくさんいる。だからと言って不幸とは限らないが、差し伸べられる手も拒み、うまくいかないループにはまりながら生きている人たちのことを考えていた。

途中でものすごく雨が降り始め、会場の窓を水がザンザン叩いているのがわかった。濡れずに帰れるかしらと、スニーカーにシリコンを被せ万全を期したが、外に出たら既に止んでいて、ただひたすらな蒸し暑さがあった。

元の担当から、データの表記が2E+16になってしまったというメールが届く。
締め切りを過ぎた実績報告の件では、作業終了メールはやっぱり来なかった。

午後、ボランティアの仲介をする予定で高齢施設に行くが、当の本人が来ない。急な雨もあるし、暑いし、無理をさせてしまったかなと反省した。自分のペースでやると、大体のことは尚早になる。
ひとまず本人抜きでスタッフさんと打ち合わせをし、むしろ事前に話せて良かったですねと言っていただく。いい人で大変助かった。

雨雲レーダーを睨みながら、自転車をこいで本部に戻る。
随分前に、キントーンをあれこれしたのを、先に進める打ち合わせ。作ってから時間が経ちすぎて、何ならログインパスワードを忘れていた。

山形の豪雨被災地のほしいものリストを見付け、防塵マスクとゴーグルを送った。つくづく便利なシステムだが、本当にこんなにたくさん必要なのか、誰かと被って送り過ぎないだろうかと、ドキドキする。