仮面福祉会

できることを切り売りしています

嘘のような本当のような

駅に、映像の広告がすごく増えた。平面という平面全てが液晶になっている。
そこで初めて見るアイドルらしきグループも多いのだが、それで最近、流行りの顔がAIみたいになってきたな?と感じている。シンギュラリティ、というワードが頭をよぎる。意味が違うが、両者が近付くことで、虚像、虚構とリアルの見分けが付かなくなるのが怖い。

今日から本部で仕事。移動しなくて良いのは楽だが、意外に人の出入りが多くて落ち着かない。人がいない隙に掃除をしたいがそんな時間が見当たらない。

午後は元の常駐先辺りで会議があり、バスで向かう。馴染の面々でごく気楽な情報交換をし、こちらのエリアを転々とする、ノマドワーク計画を実現させたいとお知らせした。

昨日急に、何年も会っていない大学の先輩から誘いがあった。そして今日、焼肉屋で待ち合わせ。
現れた先輩は幼児と小学生を連れていて、私のほうが緊張してしまう。旦那さんが急に来られなくなり、近所に住んでいる自分を思い出したそうだが、その遠慮のなさが何かすごいし、来る私も私だ。
小学生が、肉は私が焼くのだと言って譲らないから任せる。英語の学童と塾に行っていて、学校の授業は簡単すぎると話していた。幼児はご機嫌で、立つ歩き回るかしつつよく食べていた。
正直全然気にしていなかったが、小学生が全然お箸を持てていないのに気付き、ふと、こんなに野放しでは良くないのか?と、普段会う高齢のみなさんの顔が浮かんだ。最近の親は子育てができないのよ!と言っていたのは、こういう状態を見てのことだったのかな。暴論だとは思ったものの、自分が親に言われてきたことを、子どもに言えないのは何でなんだろうな。
先輩にはもう一人ダウン症のお子さんがいるそうで、この一週間預かってもらうレスパイト期間なのだそうだ。元々そんなにすごく親しい仲ではないから、あんまり盛り上がった感じはなかったが、少しでも役に立てただろうか。
適正な金額がわからず、言われたのより千円多く払って別れた。

帰ると生協が届いている。箱を抱えて家の前でごちゃごちゃやっていたら、2つ隣りの家から出てきた人が、こんばんはと言って2階に上がって行った。
どういうこと?