仮面福祉会

できることを切り売りしています

変化への耐久レース

先月、伯父がガンでホスピス的なところに入ると聞いていた。その子どもである従姉を、そうとは触れずランチに誘ったが予定が合わず、実現しなかった。

悪い方向に加速していなければ良いが、とぼんやり気にしていたところで、昨日の紙袋により、父母が鬼怒川に行っていたことを知った。私が旅行に誘ったおりには、伯父が気になるからと断られたが、鬼怒川には行けるぐらいなんだなと承知した。

 

唯一の同期がランチに誘ってくれたので、待ち合わせて行く。先輩がひとり同席して、蕎麦をごちそうしてくれた。奢ってもらうたび、この分を後輩に還元せねばと思うが、奢る手前の、食事に誘うところがまずやる気にならず一向に奢られるばかりだ。

と、思いつつ、待たせたらいかんと適当に選んだ蕎麦に海老天が乗っていてテンションが下がる。私は海老でテンションが下がる。反省もそこそこ、情報交換がメインの集まりでも、食べ物のことばかり考えてしまうところに人間のできてなさを実感する。

 

異動先が外部だから、今までロッカーに収めていた資料関係を家に持ち帰らねばならない。ファイルを詰め込んで四角くなったリュックを見て、自分がいかに職場というハコを便利に使っていたかを毎日思い知る。

 

昨日行けなかったかき氷屋に夜に行って、一番好きな、かぼちゃのかき氷を食べる。改めてうまさを実感して感動した。また来よう。

 

自身の荷物もあるが、毎日誰かが辞めるから、配られるお菓子が蓄積していく。家にある一番でかい皿に並べていたが、収まりきらず日々エリアが広がっていく。お菓子屋の繁忙期だ。