仮面福祉会

できることを切り売りしています

期待した俺が馬鹿だったよ

不燃ゴミと古紙を出そうとして、まずゴミ入れのフタを開けると、ダンボールが入っている。

え、ここに入れるシステムだったの?それとも濡れないように?わかんないが、倣って私もダンボールを入れてみる。が、気付かれなかったらどうしようという気持ちが盛り返して、結局外に出した。

明け方まで雪が降るという予報はちゃんと当たって、半透明の雪が1センチばかり道を覆っている。びちゃびちゃと、しかし滑らないよう気を張りながら歩く。

 

2月半ばを締切にしていた報告書締め切りを、無言でぶっちぎった先生の2度目の締め切りを今日としていた。昨日のうちに、いかがですかとメールを送っていたものに、今日の午前に返事がある。

出張中なので無理です、と。

全然やる気ないじゃん。

ではいつなら行けますかと訊くと、できるだけ遅くしてくれと言う。いやいやいやできるだけ遅くした結果が今日なんだが。

もう、異動前には何ら片が付かないことが決定してやさぐれてしまう。先生に相談しなければ始められなかった企画だが、先生によって私の手から離れてゆくのだった。

とはいえ印刷業者との調整は進めており、出された表紙デザイン案が膝から崩れそうなぐらいダサいので絶望した。3次元っぽいイメージは嫌だ。タイトルがワード文書っぽくて嫌だ。中身と色味を揃えてくれ。などのダメ出しをしたら、フォントは何が良いかとか、具体的かつ部分的なことを訊かれ、作ってるのプロのデザイナーじゃないのかな。

 

遅々として進まなかった自分の原稿は、今日締め切りで一応提出するだけは、した。眠い。

 

帰りに注文した本をピックアップしようと店に行くが、ぎりぎり閉店に間に合わなかった。デパートの中には入れてしまったから、中の店がそれぞれ照明を落としていくのが怖い。そういう閉め方は想像していなかった。

 

帰宅しテレビをつけたらチコちゃんがやっていた。髪が落ちているのが嫌なのは、あるべきところにないから!というテーマだった。私にとって掃除≒落ち髪とホコリとの戦い、として一生苦しまされているから、全然解決にならんがな!とショックを受ける。わかっている。チコちゃんは対策を教えてくれる番組ではない。

虫が、家にいると嫌だが外で見る分には平気なのと一緒だな。

 

昨日オーブンで焼いた紫芋を昼に食べようと、力を入れるもぐんにゃり曲がるばかりで折れなかった。さては全然まだだな。

やむなく持ち帰りもう一度やきいもモードにし、ようやく加熱された芋は味が薄く遠くにあった。