仮面福祉会

できることを切り売りしています

限りあるという意識

4時前に起きてワールドカップを見る。戦術とかフィジカルとかは最低条件で、選手個人が全員ラグビーがうますぎる。日本チームはもちろん頑張ってほしいが、違うスポーツをやってるみたいで勝てる余地を感じない。リッチーモウンガが今季東芝に来るんだって、ますます信じられない。あんなキレキレのオールブラックスが、なんで?

途中寒くなり、冬用の室内防寒着にくるまった。

 

二度寝から起きるとざんざん雨が降る音がしている。マラソンがちょうど終わる頃だった。2位に入った選手がヘソが出るユニフォームを着ていて、見ているだけで具合が悪くなりそう。

 

出かけて目的地に着く頃には小雨になっていた。

この間、開店時間を間違えて行けなかった店でかき氷を食べる。界隈では、どうやらハロウィンはかぼちゃよりも紫芋がトレンドのよう。映えが勝っている。どちらでも嬉しいから、パリピじゃないけどハロウィンを歓迎したい。

 

映えといえばこの間友達が、かつては景勝地など、若者は行かない観光地だったのでは、という説を唱えていた。なるほどそう考えると、かつて閑散としていた浅草がオーバーツーリズム気味なのも納得できる。画を発信する手段がなかった頃はもっと、若い世代の旅行目的は活動寄りだったのではないか。

かつて人気だったが今は下火、のレジャーは何があるだろう。ぼんやり受容するだけだとメジャーな情報として入らないから、選択肢が少ない。

 

おもむろにトロンボーンの体験に行く。音が出る原理が全然理解できないが、練習はおもしろい。しかし、月謝に対する優先順位で思いとどまってしまう。

父の友達が何かしらの病気で、金銭管理を息子がやっている話を聞いた。息子からもらったお金を間食で使い切ったから奢ってほしいと頼まれ、父が困惑している。それに対して母は、可哀想だ息子が酷いと言う。はて、あればあるだけ欲のまま使ってしまうとしても、自分の金なんだから自由に使わせてしかるべき、ということなのかな。そうかもな。介入して当然と考える私のほうがおかしいのかもしれない。お金がらみで困ってる人たちと関わり過ぎて、普通がわからない。

その時が来たら、私はちゃんと権利擁護とか後見人制度とか使ってやるよ。と言ったら、母はすごく嫌そうな顔をしていた。