仮面福祉会

できることを切り売りしています

ただ春は過ぎる

2度寝をする際は敷き布団をあげ、掛け布団だけして床の上に寝る。普通に眠って目覚ましが鳴るまで起きない。それほどにこだわりがないが、良いベッドで寝るのはどんな心地なのだろうな。

 

ぼちぼち支度をして家を出る。あちこちの家の前にチューリップがにょきにょきと生えている。頭が大きいからか、密集していないチューリップはふらふらたまたま生えてしまったみたいに見える。いつの間にかツツジももりもりもと花を咲かせている。季節が進むのが早い。

最近できたスンドゥブの店に列ができていた。開店直後で人が溜まっていただけだが、人気店を演出しているよう。

歩いていたら道で弟に出くわした。洋服をこだわって買う割りに、いつ会っても全身黒コーデで、おしゃれセンスのない子だのうと思う。

先月亡くなった友達の家にゆくとのこと。

 

電車で街に出てかき氷を食べうまい。そして献血ルームへゆく。

ずっとやっていた半分仕事の余暇活動が全部仕事になり、付随してまともにお勉強をする必要ができた。資料を読み進める集中力がないので、場所を変える工夫の末の献血ルームである。

血を抜かれるしかやることない環境でいけると踏んだが、本を広げて早々に眠くなってしまった。敗北である。

 

それでも頑張って、積んであった本をちびちび読み進めた。何故積みっぱなしだったかというと、読むと自身の無力感と未来への絶望感で胸が一杯になってしまうから。

テレビでは選挙結果が延々流れている。もう何年も、どうして結果がこうなるのか理解できない。自分の住む国のことがわからないのはつらい。