仮面福祉会

できることを切り売りしています

俺にとって良い世界を願う

ピヨピヨいう音でカッと目覚めた。寝る直前の記憶が曖昧だが、飲み会で、部長の鼻に虫が吸い込まれていったことはもちろん、飲んで記憶をなくす人のことを考えながら歩いた帰り道のことすらよく覚えている。

 

BSで、篤姫がデジタルリマスター4Kで再放送されると番宣されていた。リマスターするなら元禄繚乱新選組をやってほしい。源さん死すの、マトリックスみたいなシーンが鮮明になったら私は再び笑うだろう。

 

年度の最終日で、定年退職のみなさんの挨拶などがある。しかし、ポジションは変わりながら、週明けからもいることがわかっているのでみんな油断して聞いている。ただ、感慨深くはある。

あと20年以上働いた先のことかと思うと途方に暮れるが、今回退職する皆さんとは10年共にしていたので、多分あっという間だろう。むしろあと20年で私には一体何ができるだろうか。管理職になる前に、何か活路を見出だしたい。

ちゃくちゃくと仕事をし、来週から新人さんが来ることに恐れおののきながら帰る。

 

WBCにより、テレビでの野球の盛り上げかたが例年にないように感じる。特に大谷の扱いが神格化され過ぎていて恐ろしい。群衆を察知すると私はすぐに怖くなるな。

薄く応援している西武の逆転負けに今年もダメそうだカズオだしなと諦め、村上のホームランを囃し立て、しかし打たれたのが好きな大瀬良でちょっとしょんぼりした。十分満喫している。

 

母が、弓道の仲間にRRRの話をしたという。このように説明をしたのだと再現してくれた内容が、全然魅力的じゃなくてすごい。私が最高オブ最高と捉えている良さが、母には全然伝わっていないことがわかる。人の多様性を学ぶ気持ちだ。

そんなプレゼンでも、見に行ってみようかしらという気になった人がいたそうで、好奇心が素晴らしい。本当に見るかわからないが、こうして高齢者の感想サンプルがたまっていったら面白いな。