仮面福祉会

できることを切り売りしています

少し煩わしい風物詩

久しぶりに夜なべをしたが7時過ぎに目覚めた。さつまいもとバナナとみかんという動物園みたいな食事を摂り、作業の続き。

昨夜作った絵を試し刷りし、少しイメージが違ったところを微調整したのち、腹をくくり、プリンターにハガキにずんずん飲み込ませた。だいぶ手を抜いたが、昨年よりは良い。

ひとりずつコメントを書き、2時間程度で全て終わった。私は昔から謎に作文が早い。ただ思い切りがいいだけだが。

出かけようと支度をしていると、毎年恒例で年賀状を作ってあげている習字の先生から連絡がある。印刷が薄くて困ると添付された写真を見ると、どう見てもグレースケールである。カラー設定だと主張され全然意味がわからないので、代わりに印刷して差し上げることになる。もはや風物詩と言えるな。

 

先送りにしていた脱毛に行ってから、美容院に向かう。毛をどうにかする日だ。

せっかく切ってもらうのだからという気持ちが働き、毎回多少の変わり映えを求めてしまう。首を丸出しにしてもらって満足である。

表参道を歩く間、家族連れの外国人が多いことに驚く。なにを目当てにわざわざ年越しを東京でするんだろう。児童にとって楽しいものなんてないのではないか。あ、キディランドか。

 

年賀状を買い足し、習字教室の分をプリントして、取りに来た先生に渡した。家から出てきた母と先生がご無沙汰してますと挨拶をし、話といえば30年前の出会いのことしかないのでもはや古典である。

今年の任務は完了した。