仮面福祉会

できることを切り売りしています

年末ぐらい素直に受け入れればいいものを

ついに正月休みに入った。年に一度ほとんど全ての仕事が止むこの数日間を衝撃的に感じるのが、年々募っていくようだ。毎年のことなのに、国民がこぞって一斉に休んでいる事実に、大きな力がにゅっと顔を出したようでびっくりする。

そして、多くの人々が休みのとき、街は混んでいる。秋ぐらいから、その当たり前のことに直面し続けている気がする。都会の心構えが知らないうちにボケていたんだな。

 

言いながら休みらしく映画を見に出かけた。ルイス・ウェインの話。

目当てのカンバーバッチ氏は相変わらず芸達者で、美術が良くひとつひとつの道具、衣装、色彩が素敵だった。ストーリーは良くも悪くもないが、脚本はあか抜けないよう感じる。そして何より、演出のひとつとして画角が4:3だったのだが、見に行った映画館の座席が平坦で、前の人の頭が映り込んでしまいそれがずっとストレスで残念、残念だった…。

 

おなかを減らしてかき氷屋にゆくと、店の外まで並んでいる。私の日常が非日常に組み込まれているな。

 

早々に帰宅し、観念して年賀状を作り始めた。多分今年1度も開かなかったフォトショップイラレを開く。絵の仕事をしてるわけでもないし、年賀状を受け取るほうも迷惑だろうし、そろそろ止め時かな、と毎年思うが、止めたら多分2度とやらないのでとりあえず続けるほうに舵を切っている。長く続けたことを断つのが私は怖い。

夕方から初めて、1時過ぎに終わった。優秀である。