仮面福祉会

できることを切り売りしています

いつの間にか関係が逆転していた

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布団の中でもだもだしていると、母のいわゆるママ友が、クリスマスプレゼントを持って現れた。慌てて着替えて階下に降り挨拶をする。自分が小学生の頃からの友は母にとって今やかなり気のおけない存在になっている。子ども世代の私と友達よりも余程密に付き合っていて、私もすっかり「友達の母」ではなく「母の友達」として認識するようになっていることに気付いている。

 

人が来たのをきっかけに支度をしてでかけた。空が青く冬らしい晴れの日だ。時々自転車が進みづらくなるほどの風が吹く。

街に出ると、遠くの人だかりの上でカーネルサンダースが微笑んでいるように見え、多くの人があの世に吸い込まれていくみたいだ。それを遠目にスタバでスコーンを食み、ジムにゆく。スタジオプログラムを担う人が代行で、その他のエリアにも人がまばら。みんな今ごろパーティーでもしているのだろうか。

いつものお兄さんと筋トレをしつつ、来年の展望などを訊く。会社を立ち上げようと準備しているらしく、技術を売って食べてる人はすごいなと、羨望しかない。やりたいことがあり、それを形にできるなんて最高だ。しかし、この話、たくさんいるお客さんみんなにしてるのかな。

 

夜、母と、丸鶏の解体ショーを始める。母は毎年鶏を焼き、反省点を控えて翌年に備えている。その根気には頭が下がってしかたがない。思い切りもも肉をいただいて貴族の心持ちであった。

良いクリスマスであった。