仮面福祉会

できることを切り売りしています

伝わらない寒さを想像する

先週耳鼻科にゆき処方してもらった薬が終わったが未だに顎の下が腫れている。自然に治るのかなこれ。

 

新しいかき氷屋を知ってしまったので気が気でなく、出かける。ふた駅ばかり、都電荒川線沿いをてくてく歩いた。個性的な一軒家が多く、きっと古くから住んでいるんだろうがこんな線路の際の生活とはどんなものであろうか。速度の出ないエリアには踏切がなく、ぼんやりしていたらぶつかってしまいそうである。

ばーんと開けたところに豊島区らしい公園があった。子ども時分ここらに住んでいたら毎日のように来たんだろうなと想像すると、なんだか、飼い慣らされてるような感じがする。実際の子どもの頃はもっとせせこましい、社宅の敷地内でばかり遊んでたんだけども。もぐら公園の児童書を想起していた。

巣鴨に着き、かき氷を食べた。お店の感じも含めて好みでうきうきになり、小躍りしながら寺でお詣りをした。更に隣の施設で一般の人が作った仏像の味を噛み締めたのち、商店街のマダム向けのお店でセーターを買ってしまった。浮かれすぎである。

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先日、同僚に頼んで自家製甘酒を分けてもらったお礼に、地方の麹を求めアンテナショップを巡礼する。久しぶりにまわると、成功しているところと客入りの悪いところが明確なのに驚く。よほどの観光地でなければ、土産物よりも食材とか家で食べられる物を中心に据えてるほうが強いんでないかな。

岩手の麹を買った。どんな甘酒になるのか楽しみだ。

 

夜、オリンピックを見る。冬は自然を相手にする採点競技が多くて難しい。モーグルの原選手の点が伸びなかったことについて誰かに説明してほしい。

かっこいいなと思っても、自分にはできなかろう具合が夏の競技の比ではないところが面白い。スキー競技選手の国を見ていると、アジアで日本だけが雪国なんだということが可視可されて興味深い。実際に日本海側では目下ガンガンに雪が降っていると聞く。東北地方の人々にもっと光を。

無事を春を迎えられますように。