仮面福祉会

できることを切り売りしています

いつでも上機嫌ではいられない

起きて、今日もショートケーキをホール4分の1サイズで食べてしまう。これでおしまい!…と、カラマーゾフのピョートルが酒を飲んで言っていたときの気持ち。

人がいないうちにやっつけてしまいたい事務があり、早めに家を出る。電車はいつものより少し混んでいる。

前のめりに仕事にかかっているうちになし崩しで始業時間になりお茶も入れずに午前、午後を迎える。存在しない回答を得ようと粘る電話が多くて困る。対応が上手くいかなかった同僚が、しらけた顔ですたすたと寄ってきて代われと暗に訴えるので、ちょっとかなり冷たく当たってしまった。せめてもう少し申し訳なさそうにしたうえで、お願いは明確に言いたまえよ。
ため息しか出ないよう事態しか起こらずため息を出す。水分が足りずに久しぶりに頭痛。バファリンを飲んだらふわふわして気持ちよくなってしまう。ダメな坂を下っている。

夕食はいらないですと連絡をしてから帰宅するも、家につくと心配した母が何か食べないのかと気を使ってくれる。気にするなということの伝え方にまで神経が使えず、塩対応をしてしまい反省する。一人暮らしだったら余計な不快感を与えずに済むのだが、家族がいるとは常に社会が続くということなのだな。