仮面福祉会

できることを切り売りしています

いつもどおり、のあり得なさ

全然長引きそうで神妙な面持ち。孤立特養のみなさんが速やかに他施設に移られたというニュースを見て静かに感動する。日頃の訓練と申し合わせ、引き継ぎ連携の賜物だろう。亡くなる人が出たり生活被害が甚大で途方に暮れ悲しいが、多くの人の努力が報われた話がちゃんとあって良かった。

台風一過はいつもどおり清々しく現実の容赦なさという感じ。おばあさんと買い物の日だが、スーパーが午後にならないと開店しないのでおつかいに切り替えて開店前のスーパーの入口で待つ。先着の何かがあるわけでもないのに開店を待ち構える人分の1になるのがちょっと恥ずかしいが、使命があるので開き直る。

さらにおばあさんたちと習字の日。書いてもらうことよりも、互いにとりとめなく話が弾んでいることのほうが嬉しい。何でもない話を安心してできる関係というのは本当に得難いと思う。繰り返しいつも噛み締めているのは結局日常のありがたさだ。

そういう日常にラグビーみたいな最高にあがるやつがくるから生き甲斐がある。