仮面福祉会

できることを切り売りしています

絵本の世界

インスタに流れてきた、知らないかき氷屋がうまそうなので早速出かけた。SNSの仕組みにこんなに従順でいいのかと心配になる程だ。

かぼちゃのかき氷を見付けたら必ず食べることになっているので、意気揚々といただいてうまい。

隣にお父さんと幼児の二人連れが座っていて、子どもの前に、イチゴの乗った小さなかき氷が置かれたのを見て、わあ、と思った。絵本のようだ。カウンターの席で、体のサイズに机も椅子も合っていない様子も含めて想像の世界みたいだ。しかし現実にそれだと大変に食べにくそうで、どうにか分厚いクッションでも差し入れできないかなとおたおたした。そんなシステムはない。

心配を他所に、食べ終わって彼らは先に店を出た。

 

満足して、不動産屋で家探しの続き。

両隣に座るお客さんが外国籍の人々で、問い合わせをするのにいちいち国籍だとか在留資格だとかを尋ねられて大変そう。その場にいれば隣りにいるだけでも、大丈夫そうな人たちだとわかるけど、契約する人は外国籍、という枠でまず判断するしかないものな。私もきっと外国に行けば同じだ。

そういう私は迷走に迷走を重ねて店員さんを困らせている。内見に出たが日が暮れてよくわからない。他人の車に長時間乗るのがしんどい。それらに体力を削られ何も考えられなくなる。

夜遅く担当してくれた店員さんが新たな提案を送ってくれるなどもし、本当に申し訳ない。大変な仕事だなあ。

 

考えすぎて全然寝付けず、眠気を呼ぶため孔子の本を読むがぐんぐん読み進んでしまう。私の主な悩みはいつだって個人的な生活のことである。