仮面福祉会

できることを切り売りしています

日本じゃなさを探している

休むぞ休むぞと思いながら過ごした一週間で体感が長い。おにぎりの番組を見てようやく溜飲を下げる。

映えを狙ったおにぎりの味がいまいちだった、というエピに対し、王林ちゃんが「いまの若者に伝えたい」と言っていた。歳を進めるにつれ認識する「若者」のエリアがどんどん広くなるから、え、と思ったが、25歳ぐらいになると、もう若者じゃないと自戒する傾向、そういえばあるなと思い出した。

 

従弟が最近婚約をしたとかで、両親顔合わせの席で撮った写真が流れてきた。振袖を着て写るお相手は、結構年下だと言うが30代だそう。そうだよな。昔から知る人の認識と数字の一致しなさが、算数すらできなくさせる。

これで数いるイトコたちは全員相手を見付けたので、両親たちの心境はいかようかと同情する。私は、同じく未婚の兄と生涯仲良くやってゆこうと思う。

 

ちゃくちゃくと仕事をし、久しぶりに業者のところへ打ち合わせにゆく。

先月、納期を守らなかったうえに先に帰ったことを強めに怒ったので、今月明らかに態度が変わった。納期より1日早く納品されたうえに、私の連絡を待って残業をしてくれていたらしく、かわいそうなことをした。締め切り守れてるときは帰っても大丈夫ですよ。不備もなく、余裕を持ってやるとお互いにいいことしかないですね、と労い褒めた。

親なのかな。

 

今日はともかく大谷翔平一色であった。会見の映像で、アメリカの記者たちが次々質問する様子を見て、現地でも本当に注目されている選手なんだな、と少し安心した。日本語訳された状態でしかニュースを見ないし、どこかでいつも、日本の報道が部分を切り取って過剰に取り扱っているのでは、と警戒しているから。

会見会場がどこか知らないが、リゾートを象徴するような葉っぱがわさわさ茂っているのが見えて、海外であることをしみじみ味わった。