仮面福祉会

できることを切り売りしています

世界を変える簡単な方法

決心して布団カバーを外す。

一人暮らししていた頃は、当たり前ながら全ての家事が自身の手の内にあった。しかし今は母の日常に組み込まれているので、いつどのタイミングで何が起こるか読めず、シーツ1つ洗うにも右見て左見て、また右を見ているうちに億劫になってしまうのだった。

実際、洗濯したきり枕カバーが1枚行方不明なので、仕方なく無印で買った。

 

昼にチキンタツタのクーポンをついに使わんとマックに寄るが売り切れていた。子どもの頃はマックで何か買うと言えばチキンタツタの民だったが、いつの間にかレギュラーメニューから消えて久しい。復刻する度に食べようかなと思うが、かつての「うまかった」記憶がガッカリに塗り替えられる予感がして中々手が出なかったのだ。今回はひとつ決意をしたつもりだったが、ご縁がないことに安堵する気持ちは否めない。

代わりに食べたのがサーティワンで我ながらひどいが満足した。

 

今週も祖母のところへ。ちょっとした家事をやり、天気がちょうど良さそうだったので、その辺りをぐるりと散歩をした。早々と紫陽花が咲き始めていて温暖化怖い。

祖母の家の前に父の車が斜め突っ込まれているのを横目に帰った。今日は父が同窓会に参加するついでに、私の代わりに寄ると言っていたのだが、父では何の役にも立たないということをわかっていない。実際結局駐車場として便利に使っただけで呆れてものも言えないとはこのことである。

 

昨夜突然蛍光灯が豆電球に切り替わり、何事かと思ったのを忘れて夜、部屋が暗い。観念して交換すると、めちゃめちゃに明るくなった。使い古したものを新調すると、もともとはこんなだったのかと、何にでも同じような驚きを予定調和みたいにしてしまうのが面白い。