仮面福祉会

できることを切り売りしています

背景の一部となる

昨日、業者からの納品待ちに見切りをつけて帰ったのが心配で、いつもより30分ばかし早い電車に乗る。遠くから来る電車で、乗るときには既に多くの人がつまっている。これをかき分け最近の定位置連結部近くに落ち着くも、この場所はどの電車でも空調が直当たりでやたら寒い。他で役に立たない学習を日々積み重ねている。

 

掃除の人より早く着き確認すると、納品メールが21時半に届いていた。納品日の捉え方はご都合に合わせられる典型であるが、待ってなくて良かった。

1つずつ仕事を片付けて行く間、左に座る職員ブロックがわいわいしている気配を感じる。前の事務所で孤島の位置に座っていた職員が群れに組み込まれたことにより、先輩面して何かと先導しようとするので困る。過去2年その必要がなくうまくことが運んでいたのがわからんのだろうか。わからんよな。些細でも権力を得たと感じれば気持ち良かろう。

ただの悪口である。

 

夜しかできない作業があり、ひとり残ってシステムを回しながら月1定例会に出る。初めこそ切り込む間合いを難しく感じたが、すぐに慣れた。カメラオフの画面から、集合と同じテンションの声だけ聞こえてさぞおかしかろう。でも正面の人間の画って会議に必要なくないですか。

 

ばたばたと片付けて引き上げる。

昨日からリフォームで風呂が使えず、本当に本当に面倒くさいが観念して銭湯に行く。ああそうだ値上がりしたんだったと500円。

比較的近所だが初めて行く風呂屋で、うっかり裸眼で飛び込んでしまい何がなにやら、見えない。色のついた湯があるなと説明書きに近付こうとすると、急に足元がなくなりビビる。座ってジェットを受けるタイプのジャグジーで深くなっていたのだった。あぶねえ。ジェットに煽られながら看板を距離5センチぐらいで読んだが、生薬、とかいてあるらしいことしかわからない。試しにつかってみたが、香りが残りそうで怯む。

堪能したいが腹が減っているし、すぐに熱くなって出た。近所なのをいいことに濡れたままの頭で帰る。朝に時々髪を湿らせた人を見掛けるが、白日のもと、ハートが強いなと思う。

聞けば母は別の銭湯に行っており、ジェットバスの存在が気に入らずぶいぶい言っていた。壁画の富士山か背面に来る作りになっていることにすら文句を述べていたが、気にしたことがなかった。そりゃ普通背面だよな。壁画だし。