仮面福祉会

できることを切り売りしています

金が欲しくば言うことをきくのだ

緊急地震速報で起きる。とりあえず机の下に頭を突っ込むが、揺れはすぐに止んだ。本当にこれで終わりか?と疑いで不安。不安だが未明のため布団に戻ったらすぐ寝た。

地震が続いていて恐ろしい。ただ恐ろしがるしかできないので、人類が悪いことばかりしているせいではとか、スピリチュアルに原因を見出だしがちで危険だ。行いを正すのは良いが、漬け込まれる隙の二次災害である。

地震で恐ろしいのはまず自身の死だが、後に起こる混乱のほうがリアリティのある恐怖だ。目下コロナ問題が引き続いているというか仕事のど真ん中であるが、災害が起こったら同じようなことを平行してリスタートさせると半ば決まっている。そんなん無理じゃないか?できなくてもやるんだろうが、できる気がしない。もうちょっと、具体的に言えば少なくともあと2年は待ってほしい。そう都合良くいくわけがないのはわかっていて、すると神頼みしかなくて壺を買いそうになる。

 

自分が蒔いた種で毎週大学の先生と打ち合わせをしている。大風呂敷の真ん中で途方に暮れていたが、ようやく現実的になってきて頑張れそう。

打ち合わせに同席する部長が、政治的なねっとりとしたことを言うので、保守的な人だなと評価しそうになる。しかし、私みたいに世間を知らない下っぱが暴走しないようにするのが管理職というものだよな。意見したら金が出なくなるとか、そういう陰湿さが当たり前の関係性を知らされて、単純に嫌だな、と思う。媚びへつらわないでも生きていける、自立した力が欲しい。