仮面福祉会

できることを切り売りしています

燃やし尽くせる

ざぶざぶに雨が降っている。早くに目が覚めて肌寒い。

テレビをつけると、先週涙ながらに卒業したはずの子が、ニャンちゅうの30周年を祝っていた。歴代のお姉さんたちが並んでいるのを見て、30年間この全員が、呼ばれて出てこられるような人生を歩んできたということに感動してしまう。ありがたくて拝む。

 

いっこうに止む気配のない雨のなか、今日も歩いてかき氷屋へ。季節がらあちこちで「さくら」と名の付くものを食べたが、結論、さくら味がわからない。

 

それからまた歩いて映画館へゆく。来月末までの割引券があり、スラダンでも見るかと探っていたら、RRRがIMAXで再上映されているではないか。天恵なので、速やかに決めた。

2度目のRRRも変わらず最高オブ最高であった。どんな作品も、こんなシーンあったかしらと忘れているところがあるものだが、余すところなくよく覚えていて驚いた。そのうえで、好きなシーンや台詞を一言一句もらすまいと全神経を研ぎ澄ませ集中した。責務は行為にある。結果に動機を求めない。

音がでかいのを良いことに、かっこよ過ぎるシーンではヒューヒュー囃し立て、声を出して笑った(というか、多分応援上映だった)。改めて、ラーマもビームも最高だなぁと、声に出し小躍りしながら帰った。もう既にもう一回見たい。

 

今場所毎日十両、落合の取り組みをネットで見ている。今日は最終日で、朝乃山との一戦が大変に良くて何度も見た。気持ち的には映画を見ているテンションと同じだが、こちらは現実だから本当にすごい。かっこよい体が手抜かりなく、最大限使われている様子が好きなのだと思う。