仮面福祉会

できることを切り売りしています

人の景色を見る

雨が降り寒い。外で活動する予定がありしっかり冬のかっこうをする。

しかしまずかき氷を食べた。

 

同級生に誘われSDGsからみのイベントへ行く。主にNPO団体のパネル展示。見てまわると内容よりまず、法人を作って活動を継続できる根気がすごいなと思う。課題意識は私にもいろいろあるが、誰かに課されたのではないことを続けるほど、自主自律できる気がしない。だから私は、組織に属し、仕事として福祉をやってるんだったということを思い出した。

 

会場を後にして渋谷へ。自身で決めたテーマに沿った写真を街中で撮ってきて、人と視点をやり取りしましょうというワークショップに参加する。

雨のなか解き放たれ、びちゃびちゃに濡れながら方々歩き回り、防水だと思っていたブーツから浸水することを知った。過酷な天候ではあったが、使命があると意外に気にならず1時間半ぐらいみっちり歩いた。

主催から「おもしろ」を求められているのはわかっていたが、自身の独自性を考え、役に立つかもしれないが全く面白くはない視点を選んだ。その結果、自分の成果物を披露するのは結構地獄であったが、後悔はしていない。我々の業界では防災の観点でよく街歩きをするのだが、それがこういう一般のおもしろがりと交差できないだろうかと思う。

人の集めた写真を見るのは確かに発見があったし、人となりがわかるのが良かった。

 

すっかり仕事モードになったので夜まで図書館で仕事みたいなことをする。ずっと作業をしていた調査をとりあえずまとめたが、やればやるほど終わらない感じがある。娯楽に近い。