仮面福祉会

できることを切り売りしています

情緒の定まらない季節へ

20℃ってどれぐらいだったかな。

毎年ピンとこず、どちらかといえば寒さを回避する選択を引きずっている。しかし現実には全然春で、朝も夜も寒くなく、もう2度と冬にならないのではないかと疑うほどで寂しい。毎年、梅が咲くのに戦慄し、沈丁花の香りに追われ、桜開花の話題が出始める度に苦々しく思う。はぁ早く秋にならないかな。

 

昼にかき氷を食べにゆくと空いている。クリスマスやバレンタインの時期は寒くても混んでいるのに、不思議だ。昼食代わりに常用している自分の方がおかしいのだろうが。

隣に妊婦さんがやってきて、お店の人に、チーズは国産かどうかと訊いていた。成分のみならず、産地が胎児に影響するとされているのか。自分だけの体ではないということへ、どの程度責任を感じるようになるのだろう。一生未知だろうが、無限の沼が見える。

一生未知、かもしれない、とまだ、思っている節がある自身が可哀想。

 

4月入職と3月末退職の内示がある。ここのところ男女比が1対9ぐらいの年が多いので、何年後かにはほぼ女になるんじゃないだろうか。恐ろしく感じるので、早く性別を勘案しないで生きられる悟りを開きたい。

 

父に仕事の話をするといつも、明らかでないが小馬鹿にされていると感じる。それがわかっているので先回りして馬鹿にされそうなポイントを自分で言い、結果自身の仕事を貶めてしまう。まるで自傷行為により落ち込むので、わけのないことである。マイナスなことを言って良いことなど何もないとわかっているのに、守りの構えてつい口にしてしまう性よ。

自ら仕立てた悲しみにくれる。