仮面福祉会

できることを切り売りしています

この目で確かめてやろうじゃないか

リビングに、父がゴルフへ出かけていった気配が残っている。

運転間隔の調整をしながら電車は駅に着いた。

 

考えがまとまらずにあわあわし、面倒になってしまうことが続いているので、反省して朝いちまず、自分でやることと、人にやってもらうことを書き出した。簡単なことだ。あとは順番に済ませればよい。こうすれば良いことを私は知っているのに、あわあわしている間は中々そこに辿り着けない。

躓いていることをひとつずつ解決せんと、システム業者の人に電話をする。しょっちゅう泣きつくので、担当の人も同情的に親切にしてくれて恐れ入る。解決してみれば全てが大したことでない、何故気付かなかったのかよと思うことばかりでお恥ずかしい。

合間に取った電話で、議員や弁護士に強めに出られるなどして業務の振り幅がでかいな。気合いを入れて強気でしゃべる。どうやら電話がおしまいのフェーズに入ってしまってつまらない。

 

明日の休みをどうするか悩みに悩んだ末、日帰りで雲海と紅葉にチャレンジすることにした。ウェブの仕事をしていたとき、いくつも紅葉販促ページやらバナーやらを作ったものだが、自身は紅葉狩りのようなことをまともにしたことがない。本当にあんな景色が存在するんでしょうか。

雲海のためにめちゃめちゃ早起きする予定で気持ちが逸ったが、明日締切の書類が済んでおらず慌てて作っていたら9時近くなってしまった。誰もいない夜の事務所は大変に心細い。