仮面福祉会

できることを切り売りしています

身分不相応に飛び込む

疲れているが今日も早く出る。レッドブルのグリーンダカラ割を一瞬で飲んでがんばれる。エナジードリンク効果というより、私はふだん水分をうまく取り込めてないんではないかなという気がする。

業者のしりぬぐいの山は越えたらしく、それは人に任せて細々とお手紙を作ったり送ったりお電話をしたりする。作業を続けることで一旦停止した思考を再起動させるのが億劫だが、来週は説明会をやらなければ、ならない…。資料もろくにできていない。あと、関係業者を怒らせてしまった職員のフォローもある。めめめんどうくさい。来週頭の自分にまかせた。

 

早めに切り上げ、都心に向かう。明日、弟の結婚式があるのでホテルに前泊させてもらえるのだ。

フロントに行くところから場違いな気がしてソワソワし、視界が霞んでよく見えない。部屋につくと、一人暮らししていたときの部屋より広い。

 

先に入っていた母は部屋担当のスタッフさんとすっかり話し込み、プライベートなことまであれこれ訊くので辟易する。話すのが好きなので、とスタッフさんはニコニコしていたが、臨んでこの仕事につく人とはそういうものなのかな。

 

デパ地下弁当で夕食にするところ、母がビールのロング缶を出してきて当然のように2つのグラスに分けた。良かれと思ってやっているのが分かるので黙っていただくが、私は酒に弱いし動悸がするし浮腫むし摂取カロリーの計算に入ってないし明日の朝早いし、困る。酒の強い人は何故か、酒を断ることを遠慮と捉えている節がある。弱い、という現象が根本的に理解できていないことを自覚してほしい。

 

遅くに弟夫婦が挨拶にと部屋にやって来た。そういうものなのか。最後の最後まで大変なことである。合わせたのかわからないが、弟が全身黒、彼女が全身白い服を着ていた。

 

二度と泊まれなかろう高級ホテルの滞在時間が短くて残念だ。ベッドも枕もふかふかでずっとゴロゴロしていたいが、いっぽう私はいつどこのホテルに泊まっても、暑くてあまりよく寝られないという残念さを持ち合わせている。バルコニーから見える景色が特別なので、なんなら外で寝たいぐらいである。