仮面福祉会

できることを切り売りしています

茶番の連続

目が覚め、まだ薄暗く、4時代なのを認めて二度寝に入るが、言ってもあと30分後に起きる。4時は夜、5時は朝、という意識があるが、間にある時間は他と変わりなくただの30分だ。

夜の残業の集中が持たないので、早出をすることにした。電車には学生さんがたくさんいて、学校の朝の早いことを思い起こす。ギリ話せるぐらいの子どもが嫌だ嫌だと言いながらずっと泣いていた。何がそんなに嫌なんだろうか。

早い時間の駅では、乗り継ぎの人たちの波に紛れて駅を離脱するのが面白い。

 

昨夜、われわれの組織を総括するような立場の団体から、パソコンの前に集合せよと、えらく勿体つけたメールが届いていた。玉音放送かよと、うっかり思考が戦場になってしまう。

どんな悪いお知らせかと身構えて指示どおりにしたが、偉いらしい人たちが総並びしているだけで、何のことはない内容で拍子抜けする。画面にうつる会議室の長テーブルの、各々の前にペットボトルのお茶と紙コップが置かれていたことばかり印象に残った。ああいうのって、その場に身内しかいなくても用意するんだな。偉い人だからかな。

散々悪態をついた。

文化祭のように残業時間にみんなで仕事に取りかかる。30cmばかりにもなるファイルの山をまず左に置き、さばいては右に移動させ山が移してゆく。仕事が積み上がっていることのマンガ的な比喩そのままの画を再現しているなと思う。CLAMP学園の会長をイメージして片付けてゆくが10倍は遅い。

 

ぼちぼち帰宅すると母に、今日は早いわねと言われる。